施設紹介
グループホームの運営からはじまった「府中えりじあ福祉会」ですが、グループホームを開設、運営していく中で、グループホーム利用者の日中活動の場が必要となり、ワークショップさかえの前身、共同作業所「栄興業」を1996年4月に開設しました。
2003年、現在の場所への移転にともない、「ワークショップさかえ」に名称を変更し、今にいたっています。
特徴・特色
ワークショップさかえは、「来たい時に来て、帰りたい時に帰っていい」という作業所です。開設された20年前の思いを大切に、今もゆるやかに運営している作業所です。「さかえ」に来て、職員やほかのメンバーとつながれる作業所になれるよう職員一同がんばっています。
さかえの希望は、メンバーさんがさかえに来て、帰る時に「今日も楽しかったな」とちょっとでも感じていただけるように、運営させていただいています。
ゆるやかな運営を大切にしているさかえは、府中市内のほかの作業所と比べて、決して多くない工賃です。
一日の平均利用者は、15人~18人。男女比は、3:1ぐらいです。
利用している方の年齢は、20歳代から70歳代まで。とくに40歳代が一番多い世代です。
アクセス
〒183−0057
東京都府中市晴見町3−18−7
TEL:042−336−5807
FAX:042−336−5814
JR武蔵野線 北府中駅より徒歩15分
京王線 府中駅より京王バス「国分寺駅」行き「明星学苑前」下車徒歩3分
JR中央線 国分寺駅より京王バス「府中駅」行き「明星学苑前」下車徒歩3分
支援内容
- 高齢になった方など、一般企業等で働くことが難しい方に、働く場として利用していただけます。
- 仲間や社会とのつながりの場として利用していただけます。
- 生活リズムを整えたい方のお手伝いをさせていただきます。
- さらなるステップアップのための技術や知識の習得のお手伝いをさせていただきます。
- 生活の中で困ったこと、病気・病院について、就労や将来について、相談にのらせていただきます。関係機関と連携し、必要なことはできるかぎり対応させていただきます。
作業内容
- たまご販売作業
さかえの作業の特徴が、このたまご販売です。入間市の養鶏場から委託・提携をし、卵を仕入れ、注文を受けて府中市内で宅配販売しています。第1・第3金曜日(第2・第4金曜の場合もあり)が作業日。月に2回の作業です。工賃が良いため、さかえで人気の作業です。
- 所内作業(下請け作業)
・紙器加工(箱折り、紙箱組み立て)
・ダイレクトメール作業
・ゴルフボール削り作業
・「ちゅうNet(http://chunet-fuchu.com/)」(府中市福祉作業所等連絡協議会)に参加し、共同受注された下請け作業(DM作業や内職的作業)を行っています。 - 公園清掃
府中市から3カ所の公園の清掃を請け負い、年間契約し実施しています。主に、ゴミ拾い、落ち葉や小枝拾いをしています。さかえでは工賃の高い作業で、人気があります。
行事や、その他の活動内容
- レクリエーション
月に一回、レクリエーションを行っています。内容は、月一回行われる全体ミーティングでメンバーの意見から、最後は多数決で決めています。外食や弁当などの食事をすることが多いのですが、映画鑑賞やボウリング、カラオケなども行います。 - 調理実習(カレーなど)
現在、1カ月で3回ほど、調理実習を行っています。レクリエーションと合わせ、毎週一度は全員で行動する機会をつくり、食事などを食べられる機会があるようにしています。 - バス研修旅行
年に一度、日帰りバス研修を行うようにしています。2016年度は、10月にお台場にある東京臨海広域防災公園へ研修に行きました。2017年度は6月に社会福祉法人 藍(藍工房とレストラン「アンシェーヌ藍」)へ研修に行っています。(※なお、このバス研修は、赤い羽根共同募金の助成を受けています。) - 地域の祭りなどへの模擬店参加
年に2回ほど、桜まつりと福祉まつりに模擬店を出店し、参加しています。シューマイやジュースを販売し、売上を工賃の一部にしています。
一日の流れ
開所時間は、9:00~17:00 となっています。
基本の作業時間は、10:30~15:00です。
09:00 | 開所 |
09:30~10:15 | 早出作業(作業が多い時に行います) |
10:30~11:00 | 朝のミーティング・その後作業 |
11:00~11:15 | 休憩 |
11:15~12:00 | 作業 |
12:00~13:15 | 昼食休憩 |
13:15~14:00 | 作業 |
14:00~14:15 | 休憩 |
14:15~15:00 | 作業・帰りのミーティング |
15:00~15:15 | 休憩 |
15:15~16:00 | 残業(作業が多い時に行います) |
17:00 | 閉所 |
利用までの流れ
- お問い合わせ(電話等)。ご本人または紹介機関からお願いします。
- 見学予約(電話)
見学には、紹介機関・紹介者が必要です。お住まいの市町村の担当者や、通院されている病院のソーシャルワーカー、相談支援事業所の相談員等に、紹介者になっていただきます。さかえで、相談機関を紹介することも可能です。 - 見学
紹介者と一緒に見学していただきます。 - 体験利用(試し通所)
5回以上の体験通所(試し通所)を行っていただきます。
その間に、作業の状況やメンバーとの交流を行っていただき、ご本人にあった作業所であるか見極めてください。随時、説明や相談を行わせていただきます。 - 利用申込み
必要書類、申請の仕方など、説明させていただきます。 - 福祉サービス利用申請
受給者証申請など - 福祉サービス支給決定後、利用契約
必要書類や受給者証の発行により利用契約となります。 - 正式登録
利用契約時に、正式メンバーとなり、当日から利用していただけます。